注文住宅の資金計画

注文住宅の資金計画

資金計画は理想のマイホームを手に入れるための第一歩

自由設計の注文住宅は、自分だけの理想を
叶えられる夢のような家づくりです。

しかし、その実現には綿密な資金計画が
不可欠です。漠然としたイメージではなく、
具体的な数字をもとに計画することで、
後戻りのない成功する安心の家づくりを
進めることができます。

この記事では、注文住宅の
資金計画の基礎知識から、具体的なステップ、
そして成功までのポイントを家づくりのプロの「藤本工務店」がお伝えします。
 

~夢のマイホームを手にれる成功へのステップ~

 
■はじめに:
 
資金計画は理想のマイホームを手に入れるための第一歩

自由設計の注文住宅は、自分だけの理想を
叶えられる夢のような家づくりです。

その実現には綿密な資金計画が
不可欠です。漠然としたイメージではなく、
具体的な数字をもとに計画することで、
後戻りのない成功する安心の家づくりを
進めることができます。

この記事では、注文住宅の
資金計画の基礎知識から、具体的なステップ、
そして成功までのポイントを
わかりやすく解説します。
 
 

第1章:注文住宅にかかる費用を徹底解剖

注文住宅にかかる費用は、
大きく分けて以下の3つに分けられます。

1.土地の購入費: 立地や広さによって大きく変動します。
駅からの距離、主要道路へのアクセス、周辺環境、日当たり、
地盤の強さなど、様々な要素が価格に影響を与えます。
 また、土地の大きさや形状によっても費用は変わってきます。

2.建物本体の建築費: 間取りや建材、
 設備によって費用が異なります。
 複雑な間取り、建物の大きさ、使用する建材の種類やグレード、
 2階建てより平屋建ての方が費用が高くなったり、
 様々な要素が建築費に影響を与えます。

3.諸費用: 税金(登録免許税、不動産取得税など)、
 登記費用、保険料(火災保険、地震保険など)、
 土地の購入時に掛かる仲介手数料など、建築にかかわる
 様々な費用が含まれます。

これらの費用に加え、
地鎮祭や家具・家電の購入費用、引っ越し費用、
外構工事費用など、様々な費用がかかります。
 
 

第2章:自己資金と住宅ローンの賢い活用

注文住宅の資金計画において、
自己資金有無は非常に重要になります。自己資金が多いほど、
住宅ローンの借入額を抑えられ、
金利負担や月々の支払を軽減することができます。

一般的に、自己資金は住宅価格の
20%~30%が目安と言われています。

住宅ローンは、自己資金でまかなえない残りの資金を
調達するための手段です。そのため様々な金融機関が
各種ニーズに応じた住宅ローンを取り扱っており、
金利タイプ(固定金利、変動金利など)、
返済方式(元利均等返済、元金均等返済など)、
借入期間(~20年、35年、50年)など、
様々な商品があります。

・住宅ローンの選び方

 金利タイプ:経済成長が進んだり、物価上昇における
 金利変動リスクを避けたい場合は固定金利、
 子供の成長期に伴う支出を考慮したり、
 金利が低い時期に借り入れたい場合は変動金利など、
 ライフプランや社会情勢も考慮して選びましょう。

 返済方式: 元利均等返済は、毎月の返済額が
 一定で計画しやすい一方、金利支払い割合が多く
 元金がなかなか減らないという特徴があります。
 元金均等返済は、毎月の元本返済額が一定の為、
 当初の返済額は多くなりますが、返済の経過期間と
 共に毎月の金利返済分の額が減り、
 元金が早く減るという特徴があります。

 借入期間: 借入期間が長くなると、総返済額は
 増えますが、毎月の返済額は少なくすることができ、
 余裕を持った生活をすることができます。借入時の
 年齢が若い方にとって有利になります。
 
 

第3章:資金計画の具体的なステップと成功のポイント


 
 1.現状の資産と収入を把握する
 預金、有価証券、不動産など、
 現在の資産を把握し、毎月の収入と支出を詳細に記録しましょう。

 2.資金計画シミュレーション
 住宅ローンの返済シミュレーションツール
 などを利用して、様々な条件での試算を行い、希望借入額に対しての
 月々の支払額などを、いくつかシミュレーションしましょう。

 3.理想の住まい取得後の支出をイメージする
 上記2.で算出した
 住宅ローンの月々支払い額をもとに、生活に必要なコスト、
 その他ライフイベントに関する支出などを具体的に書き出し
 無理のない支払額であるかどうか確認してみましょう。

 4.専門家への相談
 住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナー
 に相談することで、 より適切なアドバイスを受けることができます。

 5.予想外の支出にも備える
 住宅ローン以外にも、固定資産税、
 火災保険、修繕費、リフォーム費用など、様々な支出が考えられます。
 これらの費用も考慮した上で、資金計画を考えることが大切です。
 
 
資金計画を成功させるためのポイント

・長期にわたる計画で考える: 現在の収入の範囲内や家族構成だけで検討ぜずに、
 将来も見越した上での無理のない返済計画を立てることが重要です。
 
・将来のライフプランを考慮する: 子供の教育費や定年後における就労の有無、
 公的基金以外の老後資金など、将来のライフプランも考慮した上で、
 資金計画を立てましょう。

・定期的に見直しを行う: 金利変動やライフスタイルの変化など、
 様々な要因によって資金計画は変化します。返済計画を適切なタイミングで
 定期的に見直しを行い、結果の必要に応じて計画を修正しましょう。
 
 

まとめ:資金計画は家づくりの成功の鍵

 注文住宅の資金計画は、理想の住宅を手に入れた後にも
 様々な影響を受けるため、決して簡単なものではありません。
 しかし、専門家のアドバイスを受け、自分に合った計画をしっかりと立てることで
 安心して暮らしていける夢のマイホームを手に入れることができます。

藤本工務店では失敗しない家づくりの第一歩として、資金計画相談会を随時
受付しております。この記事が気になった方、理想のマイホームづくりに
おいて失敗したくない方は、ぜひご参加ください
 
 

staff_kazunori_

有限会社 藤本工務店
代表取締役 
藤本和教(ふじもと・かずのり)

【経歴】
1978年生まれ。1997年福井県立敦賀工業高校建築科卒業後、
トステム株式会社(現 株式会社LIXIL)勤務。2000年にNGO
を通じケニア共和国で小学校の校舎建設プロジェクトに従事する。
活動の中で建築のすばらしさに感銘を受け、帰国後は大工職人
として建築に携わりながら2級建築士を取得。
その後、現在の藤本工務店
に入社し、技術面だけでなく住宅ローンアドバイザーとしても様々
な家庭の家づくりに携わる。2022年10月代表取締役に就任。


 
 
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