「もう今月決めて下さい!」とか…。それで自分がしんどくなっちゃって。S様 福井県敦賀市
家づくりのきっかけは子供の小学校入学に合わせて。主人の年齢的にもひとつの区切りかなと。今の住まいに不満はなかったけど、湿気がすごかったんです。寒い日なんかは結露で窓ガラスの前はビチャビチャで、床に水溜りができることも。そんなこともあり、新築を考え始めたのは5年程前からです。県内のハウジングパークや県外まで、色々な所を見に行きましたね。ただ、ハウスメーカーさんって似たような家が多くて、「あぁ、これはあそこで建てた家だな」って分かるのが嫌なんですよ。
私達は、やわらかい雰囲気の家が建てたくて。あったかそうな、見るだけでほっこりするような。あと、洗い物をしながら外が見えたらいいな♪っていうのが昔からあって・・・理想というか、夢だったんですよ。間取りを考えてもらったところも何社かあったけど、意見を言いにくかったり、言っても全然伝わってなかったりすることがあって。正直、強引なところもありました。突然自宅にやって来て、「もう今月決めて下さい!」とか・・・。それで自分がしんどくなっちゃって。私達も長い年月をかけてきたので、疲れてしまいました。

そんな不安の中、私達が検討していた分譲地に一番乗りで建て始めたお家がありました。そのお家を作っていたのが藤本工務店さんだったんです。フリーペーパーで以前から目にしていて雰囲気も好みだったし、ちょうどタイミング良く見学会があることを知って「じゃあ、行ってみよう!」って。

参加してみたら、スタッフの方の雰囲気が良くて話しやすいから何でも言えて、素直に「不安です」って言えました。今まではそれが言えなくて・・・。あと、知人からの一押しも大きかったですね。「小さな事でも電話ひとつですぐ来てくれるよ」って聞いていたから。家って「建てたら終わりじゃなくて、建ててからの方が大事だね」ってよく家族で話していたので“なんかいいな”って思いました。出産でバタバタして何もできない時期もあったけど、ちゃんと待ってくれて、自分達のペースで家づくりを進めることができました。そんなこともあって「ここにしよう!」って決めました。
ショールームに行くようになって知ったのは、家具や照明、パーツの一つ一つまで自分たちで選べること。照明を考えるのも、色決めも楽しかったなぁ。間取りを考えるのも楽しかったです。家でも方眼紙に自分で色々なパターンの間取りを書いてみたり。ノートが間取りだけで一冊詰まってしまうくらい!実は、家づくりで一番悩んだのもそこでした。キッチン周りの配置がなかなか決められなくて・・・。“動線を叶えるための間取り”それがすごく難しくて、何回も何回も打ち合わせしましたね。もう、悩みすぎてしんどくなったこともあって、夜中に工務店さんに連絡したこともあります。その時は夜にも関わらず、打ち合わせをしてくれました。紙の図面だけでなく3D画像を使って説明してくれてすごくイメージしやすくて。何度も何度も練り直してガチッとはまったときはもう、みんなで「うぉ~!」って(笑)すごい達成感でした。「もう、これしかない!」って思いました。はじめての家づくりで不安なこともあったけど、色々とアドバイスをもらって不安を解消できたし、今までを振り返ってみると楽しかったことのほうが多いかな。子供たちも工務店さんに行くことが楽しかったようです。何回聞かれたか。いつ行くの?いつ行くの?って(笑)
現場には週一回必ず行ってますね。実家の親も「写メを送ってよ」と家が建つのを楽しみにしてくれています。あと、家が完成したら子供達にウッドデッキでプール遊びをさせてあげたいですね。私は窓から外で遊ぶ子供たちを眺めて・・・主人はお風呂あがりにデッキでビールを。シアタールームも楽しみですね♪デッキへ出る窓を2つ付けたので、その開放感も楽しみです。子供も、自分の部屋をとても楽しみにしています。


これから家づくりを始める方に伝えたいのは、「分かってもらえるまで自分たちの意見を伝える」ということですね。画像や本を持っていって、こうしたい!っていうのを見せたり。言いにくいからって最初から言うのをやめてしまうと後から「やっぱりあのとき言っておけば良かった・・・」と後悔してしまうと思うので。そして何より、家づくりを楽しんでほしいと思います。